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遊生活デザイナー片桐氏とイリュージョンコースター

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『遊生活・竜玉堂』オリジナル商品デザイナー・片桐氏とイリュージョンコースターの誕生についてご紹介いたします。

イリュージョンコースターの構想は、1985年まで遡ります。

イリュージョンカップ

当時片桐氏がスタッフの皆様とともに開発したのは、ソーサーの歪み絵を鏡面のカップに映すと正像になって視える『イリュージョンカップ』。

カップにも絵が描かれており、45度の角度で見おろすと、ソーサーの映し絵と重なり、一つの絵になるという仕掛けをデザイン。

古来からあるトリックアート、アナモルフォーズの遊びをカップ&ソーサーに応用したそうです。

『イリュージョンカップ』は、福田繁雄氏主催『視覚サーカス´85』公募展 視覚サーカス優秀賞を受賞。

福田繁雄氏のコメント:
「イリュージョンカップはアイデアや、思いつきでは楽しめる機能なのだが、実物として現実に目の前に出されると、その効果は想像以上にすばらしく、『やった!!』という感じの面白い作品だと思う。」

今は亡き福田繁雄氏が提唱されていた「遊生活」のコンセプトを継承し、生活に密着したグラスでアートを楽しめるよう設計し、絵が映るようにした『イリュージョンコースター』を開発したとのことです。

ひとつの作品が形になる、その背景には「ドラマ」があります。

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